日出処の天子
日出処の天子 (文庫版) 【コミックセット】
![]() | 日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫) (1994/03) 山岸 凉子 商品詳細を見る 厩戸王子(聖徳太子)の少年〜青年時代を独自の視点で描いた歴史漫画。 |
日出処の天子 (第2巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第3巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第4巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第5巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第6巻) (白泉社文庫)
日出処の天子 (第7巻) (白泉社文庫)
読むのであれば、一気に読むほうがいいかもしれません。
続きが気になって気になって・・・。
※注意点
脚色の入った歴史ものが嫌いな方は×
同性愛や近親相姦が嫌いな方は×
個人的に☆☆☆☆☆
↓以下個人的な感想・ネタバレあり。
ほぅ・・・。
日本の耽美、そういう絵柄と内容でした。
まあ、古いので、ところどころ、ハートマークとかダサイ感じで使われてたのががっかりだけど、それ以外はかなりすごい。今でも余裕で通用するっていうか、通り越すね、この作品。
最初の方は、王子が中性的で、本当にどっちの性別かわからず、また、人間離れした、何物も関与しそうもないようだった。
けど、巻が進むにつれて、主人公は毛人から王子に変わって、性格が人間くさくなっていった。いつの間にか、追う側と追われる側が逆転したみたいに、王子ばかりが追い求めるようになる。
そういえば、王子の考え方、毛人と自分が一つってやつ、プラトンの饗宴?だったかな、それでギリシア人の考え方に似ている部分がある。同性愛は、男男、女女が一つの丸だったのが二つになったから、とか・・・うーん、記憶があいまいでよく覚えていない。
何ていうか、女が王子は嫌いなのに、女たちは気づくと王子に惚れているのかーって、そういうのがおもしろかった。とくに、トジコさんの子を慈しんでくれる王子とか、見ていて微笑ましいものがあった。
気持ち悪かったヤツとしては、淡水さん。お前は一体何なんだって感じだけど、なんか弱みに付け込んでいいとこどりみたいなやつだった。調子麻呂もわけわかんないけど、まあ、普通にいてもいいサブキャラじゃないかなって感想。
この話で一番好きだったシーンは、王子がトジコが転んだところをみて、一瞬気にかけているコマですね。王子は鬼にも仏にもなりきれない、物語がもう少し救いのある展開へ向かったなら、友人として仲良くなれた二人かもしれない。
本編も良かったけど、番外編も良かったなぁ。
ああそうか、もしも王子が女だったら、こんな感じかぁーとか思えたね、あの少女。
ていうか、馬子さん没の文字が無かったから、生きてるんですよね?結構長生きしたのか・・・というよりも、王子が早死にしたと言う方が正しいのか。
本編が王子視点にシフトしていかなかったら、こんな感じに、不気味な耽美さのまま続いていたのかもしれない。
今度、日本史を調べてみようかなと思えるような作品でした。まあ、王子の設定とかけっこう脚色あるでしょうけど、ここの登場人物自体は実在しているので、本当はどういう人たちだったのか、推測してみるのも楽しそうです。
ちなみに、さすがにもう売ってないだろうけど、文庫版じゃない普通のマンガではあとがきがついてて、昭和臭いけど面白かったですね。表紙絵も文庫並みに綺麗でしたし。
もちろん、文庫版は文庫版で山岸さんとの対談とかもあって、面白いですけど。通常版は、最終巻が妙にうすっぺらくて、面白かったなぁ・・・。
余談ですけど、これ読んだあとにギャグマンガ日和―増田こうすけ劇場 (巻の1) (ジャンプ・コミックス)
を見ると、なんか、大笑いというより、微笑んで聖徳太子を眺めてしまえますよ・・・。こんな感じだったら、よかったのになぁ・・・
日本の耽美、そういう絵柄と内容でした。
まあ、古いので、ところどころ、ハートマークとかダサイ感じで使われてたのががっかりだけど、それ以外はかなりすごい。今でも余裕で通用するっていうか、通り越すね、この作品。
最初の方は、王子が中性的で、本当にどっちの性別かわからず、また、人間離れした、何物も関与しそうもないようだった。
けど、巻が進むにつれて、主人公は毛人から王子に変わって、性格が人間くさくなっていった。いつの間にか、追う側と追われる側が逆転したみたいに、王子ばかりが追い求めるようになる。
そういえば、王子の考え方、毛人と自分が一つってやつ、プラトンの饗宴?だったかな、それでギリシア人の考え方に似ている部分がある。同性愛は、男男、女女が一つの丸だったのが二つになったから、とか・・・うーん、記憶があいまいでよく覚えていない。
何ていうか、女が王子は嫌いなのに、女たちは気づくと王子に惚れているのかーって、そういうのがおもしろかった。とくに、トジコさんの子を慈しんでくれる王子とか、見ていて微笑ましいものがあった。
気持ち悪かったヤツとしては、淡水さん。お前は一体何なんだって感じだけど、なんか弱みに付け込んでいいとこどりみたいなやつだった。調子麻呂もわけわかんないけど、まあ、普通にいてもいいサブキャラじゃないかなって感想。
この話で一番好きだったシーンは、王子がトジコが転んだところをみて、一瞬気にかけているコマですね。王子は鬼にも仏にもなりきれない、物語がもう少し救いのある展開へ向かったなら、友人として仲良くなれた二人かもしれない。
本編も良かったけど、番外編も良かったなぁ。
ああそうか、もしも王子が女だったら、こんな感じかぁーとか思えたね、あの少女。
ていうか、馬子さん没の文字が無かったから、生きてるんですよね?結構長生きしたのか・・・というよりも、王子が早死にしたと言う方が正しいのか。
本編が王子視点にシフトしていかなかったら、こんな感じに、不気味な耽美さのまま続いていたのかもしれない。
今度、日本史を調べてみようかなと思えるような作品でした。まあ、王子の設定とかけっこう脚色あるでしょうけど、ここの登場人物自体は実在しているので、本当はどういう人たちだったのか、推測してみるのも楽しそうです。
ちなみに、さすがにもう売ってないだろうけど、文庫版じゃない普通のマンガではあとがきがついてて、昭和臭いけど面白かったですね。表紙絵も文庫並みに綺麗でしたし。
もちろん、文庫版は文庫版で山岸さんとの対談とかもあって、面白いですけど。通常版は、最終巻が妙にうすっぺらくて、面白かったなぁ・・・。
余談ですけど、これ読んだあとにギャグマンガ日和―増田こうすけ劇場 (巻の1) (ジャンプ・コミックス)


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