妖精物語について―ファンタジーの世界


妖精物語について―ファンタジーの世界妖精物語について―ファンタジーの世界
(2003/12)
J.R.R. トールキン

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【大雑把過ぎる内容】
トールキンが妖精物語とは何かについて語ったエッセイ+物語一つ。
ちなみに、この作品は依然の講演を書きなおしたものらしい。(伝記を見る限り)
書かれたのは、当然シルマリルの物語の後。指輪物語ホビットの冒険よりも後です。
物語の方は、老人でも読みやすい作品をってことで書かれたそうです。


評価・・・・
これは、ちょっと無理かも。
個人的には☆☆☆くらいだけど、文系の人はもっと好きそうだし、また、そうでもない人は☆かもしれない。


↓以下感想


論文のようだ。
妖精物語とは何であるかを彼が彼なりの考え方で述べている。
納得できる部分もあるが、何しろ言葉遊びと言うか、論点が時々ずれるし難しい言葉が連発で、読むのに骨が折れる。
私はあの愉快な瀬田さん訳のトールキン作品が好きなのだ。田中さん訳のシルマリルほど、最初に躓かないが、後あと、混乱したりまとまったり疲れる。
まあ、トールキンファンでも、物語が好きってだけの人は読む必要なし。疲れる。

あ、当然、彼自身の物語は妖精物語に入っているに違いない。
考え方とか、ああ、こういうのがシルマリルとかに通じているのかなぁっと思えたりして、コアなファンにはいいかも。
でも、愉快さはない。

ニグルの葉は読んでいてもいいかも・・・私はそれほど好みという感じではなかった。

時折、フランス嫌いのトールキンが見え隠れしてる(気がする)ので、苦笑してしまう。
それでも、考え方は完結していないが纏まっており、空想に対する彼の考え方はいいと思う。
なんだか自己擁護だと批判する人もいそうだけれど、空想ってそういうもんだよなってすっとくる。現実認識できていない人のは、空想ではないのさ。

ファンタジー、それも妖精への強い愛情を感じたものでありました。

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如月立春

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